車の維持費を定額制で支払うメリット。カーリースと購入を比較!

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車の維持費を定額制で支払うメリット。カーリースと購入を比較!

カーリースと、一括またはローンを組んでの車両購入はどういった点が違うのでしょうか。

一括の場合、車両代金を1回の支払いで購入し、ローンを組む場合は、車両代金のみを分割して支払います。これらの場合は車両代金に加え税金や登録料、メンテナンス料などが不定期で発生します。

一方カーリースでは、月額固定のリース料に車両代金に加えて自動車税や自動車登録料、自賠責保険料などの車の使用に最低限必要なものも含まれています。また、契約形態によっては車検や修理、任意保険の費用も含まれているプランもあります。

分割して支払うという面ではカーリースとローンは同じですが、その違いを必要経費の面でご説明します。

車の初期費用や維持費って?

車両を購入する際、車両代金の他に自動車登録費用や税金などの初期費用が必要で、購入する車両によって差はありますが、目安として下記の金額が必要になります。

自動車税あるいは軽自動車税(1年分):
10,800~110,000円
自動車重量税(3年分):
9,900~73,800円
検査登録手続き費用:
10,000~20,000円程度(印紙代別)
車庫証明申請費用:
10,000円程度(印紙代別)
納車費用:
10,000円程度
自動車損害賠償責任保険(1年分):
15,000円程度
自動車リサイクル料:
6,000~20,000円程度

車庫証明申請と納車に関しては、自分で行うことによって費用を削減することもできます。検査登録手続きも自分で行うこともできますが、手続きの煩雑さなどの理由により、代行を必須としているディーラーが多いようです。希望ナンバーにしたいのであれば、別途5,000円程度必要です。

ローンを組んで購入する際、必ずしも頭金を支払わなければならないわけではありませんが、頭金を支払うほうがローンの審査に通りやすくなります。頭金の相場としては車両代金の2~3割程度と言われています。

初期費用に加えて車の整備・修理費や消耗品にかかる費用、数年ごとに必要な点検費用などの維持費も必要です。

自動車税・自動車重量税

自動車に関する税について、2019年10月の消費税増税に伴い、税率や税制が変更されました。

自動車税は自家用車か営業用車かなどの用途や総排気量によって税額が決定され、毎年5月末日までに支払う必要があります。

<軽自動車税(自家用車年額)>
一律10,800円

<自動車税(自家用車年額)>
~1,000cc:25,000円
~1,500cc:30,500円
~2,000cc:36,000円
~2,500cc:43,500円
~3,000cc:50,000円
~3,500cc:57,000円
~4,000cc:65,500円
~4,500cc:75,500円
~6,000cc:87,000円
6,000cc超:110,000円

上記の金額は一年分ですが、新規登録の際は登録時から3月までの月割で支払います。

自動車重量税については、新規登録時と車検時に一括して支払います。

<自動車重量税(自家用車年額)>
【軽自動車】
一律:3300円
【自家用乗用車】
~0.5トン:4,100円
~1.0トン:8,200円
~1.5トン:12,300円
~2.0トン:16,400円
~2.5トン:20,500円
~3.0トン:24,600円

上記の金額は一年分の金額ですので、新規登録時には3年分、それ以降は車検時に2年分を支払います。

登録してから13年以上が経過すると税額は上昇します。

また、2019年10月に自動車取得税が廃止され、環境性能割が導入されました。

購入する車両の環境面での性能によって、1~3%課税されますが、電気自動車や一定の燃費基準をクリアしている車については非課税です。

車検

車検の費用は車検を行う場所によって変わります。

<車検費用目安(部品交換代別)>
ディーラー:70,000~100,000円程度
車検専門フランチャイズ車検:55,000円~100,000万円程度
民間整備工場車検:55,000円~100,000万円程度
カー用品店:50,000~70,000円程度
ガソリンスタンド車検:50,000~70,000円程度

ディーラーよりも車検専門店や修理工場など、多く車検を取り扱う場所のほうが安価な傾向があります。

メンテナンス・保険

メンテナンスや保険もサービス提供の各社によって費用は変わります。

保険に関して、自賠責保険は加入が義務付けられていますので注意が必要です。

自賠責保険については自動車損害賠償責任保険審議会によって毎年金額が定められ、どの保険会社を通して加入しても保険料は変わりません。

<2019年自賠責保険料(12ヶ月契約の場合)>

軽自動車:15,130円

普通自動車:15,520円

最大で37ヶ月契約があり、契約期間が長期であるほど1ヶ月あたりの保険料は安くなります。

ガソリン代・駐車代

移動距離に応じてガソリン代も必要ですし、外出先で駐車するのにも費用がかかります。

また、自宅に駐車場がなく、別途駐車場を借りる必要がある場合は駐車場代も必要になります。

【カーリース】車の維持費を定額制で支払うメリット

車を購入する際に必要な初期費用や維持費をご紹介しましたが、カーリースではそれらの扱いがどのようになっているのかご説明します。

一元管理で支払いの手間が省ける!

カーリースの場合、車の所有者はリース会社であるため、納税や検査登録手続きなどはリース会社が行います。

ローンで車を購入する場合、車両代金の頭金に加え、税金や保険、各種手続きの費用が必要ですが、車両の使用者がリース会社に支払うリース料の中それらが含まれているため、使用者が手続きを行ったり各所に支払いを行ったりする必要はありません。

また、支払いが一定であることで年間の支出の計算もしやすくあれこれと支払先をまとめたり急な出費を家計簿にまとめる手間もないでしょう。

毎年の税金や車検時の追加の出費が不要!

初回の納税だけでなく、毎年課される税金に関してもリース料に含まれていますので支払いの必要はありません。

車検費用については、メンテナンスリース契約であればたいていのプランでリース料に含まれています。ファイナンス契約の場合は含まれていませんので別途支払いが必要です。

メンテナンスや保険込みで運転も安心!

メンテナンスリース契約であれば、点検や修理、保険費用もリース料に含まれていますので、急な出費を心配することはありません。

各社でメンテナンスリースの内容には差があり、任意保険はオプションであることもありますので確認しましょう。

また、自賠責保険については法律で加入が義務付けられていますので、自賠責保険料はリース料に含まれています。

廃車のリサイクル料金が不要!

車両を購入する際に、廃車の際に必要になる自動車リサイクル料を前払いする必要があります。

しかし、これについてもリース会社が支払うため、使用者が別途支払う必要はありません。

車の維持費を節約する方法は?

維持費には、税金や点検費用などの既に決められた部分と運転や使用状況により変動する部分があります。

車の維持費を節約する方法をご紹介します。

排気量が少ない・車両重量が小さな車を選ぶ

排気量が少ないほど自動車税の負担が軽く、また、車両重量が小さいほど自動車重量税の負担が軽くなります。

燃費の良い車を選ぶ

ガソリン代は常にかかりますが、初めに燃費の良い車を選んでいれば抑えることができます。

重量があればあるほど燃費は悪くなりますので不要な荷物は除いておきましょう。

走行中は急加速や急ブレーキを避け、スピードを一定に保つようにすると燃費がよくなります。

また、適切なメンテナンスを行っておく必要もあります。

カーリースで気を付けるべきこと

カーリースは頭金が不要かつ毎月一定額の支払いで車を使用でき、支払いに際しての手間もかかりません。

しかし、カスタマイズができなかったり中途解約できなかったりと、利用する際に気を付けるべきこともあります。

カーリースにおける注意点をご紹介します。

走行距離の制限は事前にチェック!

カーリースでは、走行距離に応じてリース料が決められるため、契約の際に契約期間中に走行できる距離を設定します。

ただし、個人車をリース契約にするマイカーリースバックの場合、走行距離制限はありません。

支払い総額が高くなることがある

カーリースの金利は、多くの場合で一般的なローンの金利より高く設定されているため、最終的にリース車両を所有するのであれば支払総額が高くなってしまうでしょう。

また、リース契約終了後の車両価値を想定して残価設定を行い、車両代金から残価を引いた分をリース料として分割で支払いますが、この残価が実際に契約終了したときの車両価値を上回れば差額を清算する必要もあります。

ただし、マイカーリースバックの場合は契約満了後の買戻しや残価精算はなく、契約解除という形で車両を手元に戻すことが出来ます。

突然の出費が嫌な方はカーリースがおすすめ!

車両を購入すると様々な維持費が必要になりますが、カーリースでは税金や保険料など義務付けられている部分の費用はリース料に含まれているため、基本的に出費は毎月固定のリース料のみです。

車の維持費が固定であれば1年の支出も計算しやすく、家計管理の面でも手間が省けることは大きなメリットとなります。

急な出費を避けたいのであれば、毎月の支払いが一定なカーリースを検討してみてください。

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